第37回 日本薬剤師会学術大会(発表内容)
日時:2004年10月10日(日)・11日(祝)
会場:青森市文化会館・ホテル青森・ウェルシティ青森
主催:(社)日本薬剤師会・(社)青森県薬剤師会
「在庫管理システムとインターネットを用いた他店舗在庫情報検索について」
ポスター
概要
平成14年4月の診療報酬改定に後発医薬品の使用推進と投薬期間の制限廃止が盛り込まれたことにより、後発医薬品の使用頻度が一層高まり、薬局の医薬品の在庫数量・種類も増加した。 同時に、在庫不足・発注漏れ・過剰在庫・不良在庫発生の増加など、在庫管理が煩雑化し、薬局経営の観点からも在庫管理の必要性が増した。 このような状況に対応するため、当薬局では平成15年3月から12月にかけ、県下7店舗全てに、(株)オムエルの医薬品在庫管理システム「ファルネット」を順次導入した。 このシステムはレセコンから電子媒体(FD )に日々の医薬品出庫量を出力、ファルネットにデータを読み込ませ、予め設定された発注点を下回った医薬品を自動発注データ として表示、VAN(付加価値通信網)経由で各卸に発注するだけでなく、過去の発注データに基づいた発注点の自動計算、医薬品のヒート・バラ包装の使用比率計算、 バーコードリーダーによる棚卸作業、FD による医薬品購入価格の見積り作業、薬局間の医薬品分譲明細書の発行など様々な薬局業務に対応している。 |
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また、他店舗の在庫情報検索が可能になったことで、使用頻度の低い医薬品の購入に際し3 つの選択肢(最小包装単位で卸から購入・ 他店舗からの分譲・分割業者から購入)の中でどれを選択するかを決める判断材料として、また医薬品の他店舗での使用状況を把握し不良在庫を迅速に移動・ 他店舗で使用するための手段として利用することで、期限切れ破棄金額を減らすことができた。 しかし、在庫管理システム導入により新たな問題点も生じた。 発注点の自動計算機能では医薬品の出庫予測は計算できず、発注点が実情を正確に反映していなければ在庫不足・過剰在庫に直結する。発注点の自動計算と 同時に実情にあった発注点の変更が必要なため、それまでの目視による在庫確認も継続するようにした。 今後、この在庫情報検索システムをグループ内で使用するだけでなく、地域の薬局間のネットワークとして使用し未在庫医薬品の分譲データ検索にも応用で きれば、より一層調剤業務に役立つことが期待される。 |
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